なぜ、家を建てることになったのか

マルト照明器具を選んだり、プレゼンシートを作ったり、内装カラースキムのお手伝いをしたり、などの仕事をしている西沢です。初めての方も、お会いしたことのある方もこんにちは。
このブログはこれから家づくりを考えておられる方の参考になればという思いと、私自身の記録として書いていこうと思いました。マルトのスタッフの一員という目線と、施主という目線が混在するとは思いますが、まあ気楽に続けられたらなと思っています。
まず、西沢家の現状。
4人家族。夫、52歳、会社員。息子、22歳、私立大学生。娘、20歳、私立大学生。
現在の住まいはマルトに勤める前、およそ19年前に某ハウスメーカーの築5年ほどの中古住宅を購入しました。その前はアパート住まいを6年ほどしていました。
余談ですがここで一言。西沢夫妻が現在の住居を購入したポイント。諸事情で「建てる」という選択肢がなかったのでおのずと中古住宅を探したわけですが、間取りや外観、もちろん金額なども大切ですが、決めてとなったのは街並みでした。もっというと、我が家だけじゃなく他の家もほとんど外構工事が植栽を含めて出来ていたこと。別に某ハウスメーカーばっかりの団地ではないですよ。せっかく建てた我が家、でも手放さなくてはならないこともあるかもしれません。周りの環境や植栽も大事だなと思います。土地から探して家を建てる方はちょっと気にしておいてもいいかもしれませんね。
本題。
なぜ今更家を建てるに至ったか?
現在の住まいは夫の実家まで歩いて5分の距離です。近いです。スープの冷めない距離で、実際義母がしょっちゅうおかずを届けてくれます。(お義母さん、ありがと~)でも、先日その義母が入院した折、5分の距離でも洗濯物を取りに行ったり、ご飯を届けたりはすっごく大変だと痛感しました。(まあ、実際は義父がひとりで頑張ったから私は楽チンでしたけど。。。)まして、実家は古いことはさておき、おふろが薪で焚くという、いまどき探したって見つからないタイプのお風呂。トイレは汲み取りの和式。そして、そのお風呂とトイレはいったん土間に下りないと行けません。
正直言って私は今の住まいの全面リフォームをずっ~と考えていました。あ~もしたい、こ~もしたい、私のおつむの中は満載状態です。でも、冷静に考えたとき、
「あかんやろ、私がめっちゃ困るやん」

義父母も80を超え、元気で居てはくれますがやっぱり体にガタはくるし、いずれ一人になるかもしれないし、そんなこんなを考えると同居出来るようにした方が西沢夫妻にとって助かると考えるに至ったわけです。
ここまで読んだら「なんて孝行嫁なんだろ~!!」て、思うでしょ。まあ、嘘ではないけれどもう一つ大事な理由が。。。
「あきらめていた家が建てられるやんっ!!」
と、気が付きましたよ、この嫁は。一度は建てたかったんです。泣。
実は以前に義父母と話していた際に、「いづれ下水道がきたら全面改装する」と言っていたのです。ならば、ならば、いつになるかわからない下水道なんて待ってないで、
その資金を建築資金に頂こうって。
あ~、鬼嫁でしょうか。。。
そんなプランを義父母に持ちかけ、なかば強引に義父母と西沢夫妻の「終の棲家」を建築することになりました。幸い田舎なので敷地だけは多少の余裕があったので、義父母はそのまま古屋に住みながら、畑にしていた場所に建てることとなりました。新居が完成したら古屋の一部、台所、お風呂、トイレのある棟を解体します。(解体せずにおいとくと、いつまでたっても新居に義父母が移らない可能性が大なもので)母屋まで解体するとなると膨大な荷物の整理をしなくてはならないので(物の捨てられない世代です)そんな面倒なことは後回しにすることにして、必要なものだけを運んで生活しようと思っています。

断熱工事は施工が大事

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